笹川スポーツ財団より、2023年11月8~10日に、全国に居住する3~6歳の幼児の保護者3,144名を対象として「幼稚園・保育園以外における幼児の運動実施の実態調査」の結果をいただきましたので、みなさんにも共有させていただきます。
<調査結果サマリー>
1.運動習慣
・1週間のうち園外で「1日も外遊びをしていない」幼児は8.1%(p.21)
・平日に園外で「全く外遊びをしない」幼児は46.6%(p.22)
・幼児の7割が「物を打つ動き」、6割が「逆さまになる動き」を十分に経験していない(p.59)
2.生活習慣と運動習慣との関連
・運動実施頻度が高い幼児ほど、平日の「スクリーンタイムが2時間以上」の割合は低い(p.66)
3.生育環境と運動習慣との関連
・両親ともに週1日以上の運動・スポーツをしている家庭の幼児は、運動時間が長い(p.80)
・親子で一緒に体を動かして遊ぶ頻度が多いほど、幼児の園外での総運動時間が長い(p.81)
・親子で一緒に体を動かして遊ぶ頻度が多いほど、他者を思いや半数の幼児が、園以外では平日に外遊びをしていないハンスり協力的に行動できる、いわゆる社会性が高い傾向(p.94)
Comments